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無農薬のイタリア野菜「カーボロ・ネロ」をいただきました


無農薬のカーボロネロcavolo nero(黒キャベツ)をいただいたので、イタリアのトスカーナ州の伝統料理Ribollitaリボッリータを作りました。

【Ribollita リボッリータ】(ayurvedic/vegan)

今や、イタリアの素朴な伝統料理としてもお馴染みとなったトスカーナ州を代表する郷土料理「Ribolita リボッリータ」を、温性のスパイスたっぷりアーユルヴェディクなアレンジで。

カーボロネロは、言葉の通り「cavolo=キャベツ」「nero=黒」で黒キャベツと訳される事が多いのですが、ケールの仲間で、結球しない葉キャベツです。

火に強く、しっかり煮込んでも煮崩れしにくく、風味良く、食べ応えがあります。
煮込むと、ダシとしても抜群の効果を発揮します。

さらに、ビタミンC、E、カリウム、カルシウム、食物繊維などの、栄養素も豊富で、抗酸化作用、整腸作用なども期待できます。

そんな嬉しい要素たっぷりの冬野菜のカーボロネロ。

ちなみに、

イタリアの地方料理の古典書によれば、

「リボッリータは、香味野菜のソフリット(玉ねぎ、人参、セロリ)を味のベースとしてオリーブオイルとニンニクで炒め、トマト、白いんげん豆、固くなった古いパン、そしてトスカーナ州で採れる様々な野菜(カーボロネロ、ビエトラなど)で煮込んで作ります。」

つまり、ハーブ(スパイス)で香りをつけた、白インゲン豆のスープです。
地方によりトマトの有無が異なったりと、バリエーションも多彩です。

ヨーロッパでは伝統的に薬用効果のあるハーブやスパイスを日常でも用いられますが、この作り方みると、スパイスを使い慣れてる人なら、思わずスパイスやハーブ入れたくなっちゃいますよね?

食材に合わせて、クミンはもちろん、ターメリックやコリアンダー、インディアンベイリーフなどもあいますよー

ところで、

ミネストラ(スープ)などの煮込み料理は、地域により、アレンジの違いが無限にあると言って良いほど。

イタリア国内はもちろん、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南アジア、国や宗教が変わればなおさらです。

しかし、なんと言っても、スローフード文化発祥の地イタリア。
地産地消の意識が強く、地方料理(家庭料理)が食文化の中心になります。

だからこそ、イタリアの料理人たちは、古典や伝統をとても重んじます。
そして、論争があります。

なんだか、どこの国も同じなのが人間らしい(笑)

広げていくこと。守っていくこと。

どちらも、大事な事だと思っています。

そして、美味しく、楽しく、地球に人に優しく、幸せに生きたいものです。

さておき、最近は、ヨーロッパ野菜を育てる農家さんも増えてきたので嬉しいかぎり。

カーボロネロ、美味しすぎる?

トスカーナ州らしい、風味と苦味の強いオリーブオイルとの相性も抜群です。

そして、野菜の甘みたっぷりの温かいスープは、アーユルヴェーダ的にも冬のVataの季節に嬉しいところ。

最近、いろんなところで見るので、見つけたら、ぜひどうぞ。

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